世界に名だたる本多財閥の一人息子、本多零(ほんだれい)。
天才科学者の母と有名な国際派俳優の父はそれぞれ忙しく海外を飛び回っているが、
義理の妹や、お目付け役の美人大学生、幼馴染のお嬢様ら親友らと、
平穏で楽しい学園生活を送っていた。
そんな彼らが通う超セレブな学園は、当然学生の大半は資産家のご子息ご令嬢。
だが特待生として入学してくるいわゆる庶民の学生もいる。
ある時、そんな庶民の一人、楠美雨の窮地を救ったことにより、
彼女と親しくなる零。
そして転機が訪れる。
学園が誇る、伝統の行事、“降臨祭”。
他校の文化祭との違い通常のイベントの他に、全校挙げての舞踏会が開催される。
そして、舞踏会の花形といえば、その年の学生MVPとでもいうべき、
“プリンス”と“プリンセス”。
彼らは、名誉なだけではなく、選ばれた二人はその後結ばれ、
一生仲睦まじく暮らせるという伝説まであった。
当然のようにプリンスに選ばれてしまう零。
しかし、プリンセス選考は難航していた。
学園の理事長に、「プリンセス選びは君に任せるよ」と告げられる。
果たして彼が選ぶプリンセスは誰なのか……?
華麗なる萌えとエロの舞踏会に、貴方をご招待します!
楠 美雨(くすのき みう) CV:萌木唯
セレブ学園に通う庶民娘。
特待生として零のクラスメイトになる。
ピンチを救ってくれた零に好意を抱くも、
自分では身分違いのような気がして言い出せない。
学業優秀で性格も良いのに何故か自分に自信が持てず、
いつも落ち込んでばかりいて、零に励まされている。
料理や裁縫など女の子らしいこと全般が得意で、
将来はデザイナーになるという夢を持っている。
可憐な美少女なので、男子に非常に人気がある。
いじめられっ子体質。
本多 世枝瑠(ほんだ せしる) CV:榊木春乃
零の義妹。
零の母親と世枝瑠の父親は再婚同士、世枝瑠は父の連れ子なので、
零とは血が繋がっていない。
兄である零に密かに好意を抱いているが、それを表に出せず、
ついそっけない態度を取ってしまう。
零に何か言われると、すぐ否定したり正反対のことを言い返したりする。
甘いものが好きで、甘いものを食べている時はとても素直。
零が作るキャラメルハニーパンケーキが大好物。
花山院 紫子(かざんいん ゆかりこ) CV:伊東サラ
本多家の隣に住むお嬢様で、零の幼なじみ。
その家柄は平安時代の貴族にまで遡れるほど由緒正しく、
どんな時にも常に上品さを失わないTHE・お嬢様。
勉強も運動も得意、
おまけに超美人な彼女には欠点と呼べるほどの欠点は見当たらず、
本人もそれを自覚しているのでプライドは高い。
だからといって高慢に振舞うわけではなく、人当たりはいい。
その典雅な生まれと美貌から、学園では「紫子様」と呼ばれている。
広く浅く友達付き合いをしている彼女が本当に心を開けるのは、
零だけだったりする。
馬術部所属。
九条 翼(くじょう つばさ) CV:のらのねこ
男として育てられたお嬢様。
小さい頃身体が弱かった翼を心配した両親が、
占い師の勧めにより男の格好をさせるようになった。
零とは幼稚舎の時から同級生で、その頃のいざこざで零を敵視していた。
自分が男っぽいことにコンプレックスを抱いており、
「かっこいい」と言われると落ち込んでしまう。
女子一同が“翼様ファンクラブ”を結成しているのも落ち込む原因のひとつ。
フェンシング部のエースで、実力は全国レベル。
尾瀬 杏夏(おぜ きょうか) CV:玉木宏美
零の母の優秀な助手。
実はまだ大学生だがほとんど大学には行かず、
本多家の研究室で自身の研究に明け暮れている
(零の両親が不在の間、本多家に留守番役として同居している)。
超巨乳で大人っぽい雰囲気だが、実は夢見る乙女的なところがあり、まだ処女。
内心それをすごく気に病んでいるが、表には出さない。
巨乳を誇示するようなファッションで家の中をうろうろするので、
目のやり場に困ってしまうことも。
「きゃぁぁぁぁぁーーっっ……!!」
「!」
紫子の悲鳴で我に返る。
ドドドドドドドドドドド……!!
紫子の馬が、砂塵を巻き上げ、馬場にいる他の馬を蹴散らす勢いで襲歩している。
「零、助けて! 零ーーーー……っ!!」
いや、あれは襲歩なんかじゃない……! 暴走してる……!!
「紫子!!」
「きゃぁっ!! 紫子様が!!」
「何てことだ! あのままじゃ振り落とされる!」
部員達も異変に気づき騒ぎ出した。
しかし、普段は大人しくて、紫子によく懐いているレディ・ヴァイオレットが、
何故暴走を……?
……いや、今はそんなことを考えてる場合じゃない!
「クソッ!」
俺は反射的に黒鹿毛の馬に跨り、走らせた。
「駈足!!」
脚で補助を送りながら、馬を速足から駈足へと加速させる。
駈足の速さは1分間に約330m。
速足とはまるで速度が違う。
2拍子から3拍子へと揺れも変化していた。
「くっ……!」
駈足時のドスンドスンとした反撞を受け流す為、胸を開いて目線を高くする。
反撞を受けるたびに股関節を開くようにするとスムーズに騎乗することが出来た。
「……紫子との差は、20mはある……!」
駈足では紫子に追いつかない。
マトリエル学園の馬場は、馬術競技にも使用できる程の広さがあり、
一周ダートは1200mと、競馬場にも負けないコースも備わっている。
紫子の馬はそのコース内の直線走路を、弾丸のような速さで突っ走っていた。
「もっと速く!」
鞭を持たずに来てしまったため、脚で馬の腹を軽打し続ける。
次第に馬は緊張状態になり、グングンスピードが上がっていった。
所謂襲歩と呼ばれる、競馬などで馬が疾走している時に見られる歩法だ。
襲歩では、左右の肢が非対称的に動き、
一完歩に一回四肢が宙に浮く瞬間が存在する。
つまり歩幅が駈歩よりも広くなることによって、速度も上がっていくのだ。
こうなってくると、もう前後・上下にうねる反撞もなくなる。
4ビートのリズムに乗って、飛ぶように疾駆していた。
「紫子!!」
「零!!」
「こ、こんなやり方があるなんて、初めて知りました……」
「はは……俺も、こんなやり方があるのかどうかすら知らないけどね……」
美雨が驚くのも無理はない。
フェラしてくれようとする美雨に無理を言って、
チンポに髪の毛を巻いてもらったのだから……。
「ちょっと驚きました……
零さんがこんなこと頼んでくるとは思わなかったので……」
「あはは……美雨の髪すげーサラサラで触り心地がいいからさ……」
だからといってこんなことを頼むなんて、俺は変態かもしれない……。
最近自分のアイデンティティが怪しかった。
「で、でも、私は……零さんに喜んでもらえるなら、何でもいいですけど……」
「そーゆーこと言われると、本気にするから……」
「ほ、本気にしてくださいよぉ……」
少し照れながら言う美雨がかわいい。
美雨は俺の全てを受け入れてくれる、それがたまらなく心地よかった。
「分かったよ。 じゃあ今すぐ俺を喜ばせてくれよ」
「は、はい……♥」
美雨は頬を桜色に染めながら、おずおずとフェラチオを始めた。
「んるっ♥ ちゅっ……くちゅるっ……♥」
美雨の舌が亀頭の上を這っていく。
舌でぺろぺろとチンポの先端を舐めつつ、髪が絡まった竿は手で扱いていく。
「あぁっ……」
肉幹全体に、丁寧に与えられる快感。
不慣れな手つきが初々しくて、かわいくて、メチャクチャ俺を興奮させる。
「で、でもぉ……ちゅっ、ちゅむっ……れるぅっ……
髪の毛って、痛くない、れすかぁ……? ちゅっ」
「痛くはない……」
むしろすげー気持ちいいんですけど……。
美雨の髪の毛は細くて柔らかいのに、
意外とキリキリと強く肉棒を締め上げてくる。
その締め付け具合は絶妙で、
手や口や性器の感触とはまた違った気持ちよさがあった。
「美雨こそ、髪引っ張られて痛くない?」
「んぅ♥ らいじょうぶれすよぉ……♥
私の髪、長いから……そんなに引っ張られないです……れ、れも……ちゅっ♥
髪が気持ちいいなんて……ちょっと不思議……れす……んるっ♥」
「うーん……美雨の身体の一部だったら、どこでも気持ちいいんじゃないか……
好きな子の髪って思うだけで何か興奮するんだよ……
特に美雨は髪が綺麗だし……」
「はう♥ そうでしょうか……」
無意識のうちに、美雨の頭をグッと掴んでいた。
指が絹糸みたいな髪の毛に触れる。
これが俺のペニスに巻きついているのか……
と思うと、何ともいえない気分だった。
「んちゅっ♥ ちゅっ♥ はふ……れいさんの、びくびく……してますぅ……♥
なんらかぁ、わらひのくちのなかれ……れるっ……
どんどん、かたくなっていくみたい……ちゅっ♥」
「うん……すげー気持ちいい……」
「イキ……そう、ですか……? ちゅぷっ♥」
「もう少し……かも」
「分かりました……ちゅっ、れるっ♥」
美雨は頷いて、舌と手の動きを速めていった。
「じゅっ……じゅぶじゅぶっ♥ ちゅるっ……」
唾液の量も増えて、口の中が泡立っているような感触が物凄く気持ちいい。
ぐちゅぐちゅと音を立てながら先端を口内に含まれ、
舌先で膨らんだカリをなぞられると、背筋にぶわっと粟が立った。
「んくっ……! き、亀頭が……気持ちいい!」
「んっ♥ もっと、深く、くわえますか?
ちゅぷっ、ちゅううっ……じゅるっ……
んちゅうっ……れりゅっ……ちゅーーっ♥」
髪の毛が絡みついているのでペニスを飲み込むことは出来ないが、
限界まで深く咥えてくれていた。
「はふ……♥ すごいれすぅ……先っぽ……すごく赤くなって……
おちんちん、えっち……えっちれすぅ……んりゅりゅっ……♥」
「あ、あぁ……」
確かに、自分でも見たことないくらい亀頭が赤く腫れあがっている……。
最初は不慣れなところがいい……なんて思ってたけど、
美雨の技巧はいつの間にか神レベルにまで達していたようだった。
「れ、れいさぁん♥
イク時は、このまま……口と……髪にかけてくれていいですから……
れるれるっ♥」
「うっ……美雨……!」
美雨が竿を強く擦ると、ぎちぎちと髪が締まった。
手が上下に動くその動きと共に、まるで精液を搾り取ろうとするかのように、
一本一本の髪が締め付けてくる。
「うぁぁっ……!!」
精巣上体尾部に蓄えられていた精子が、精管の蠕動運動によって、
精管末端部にある精管膨大部まで運ばれていくのがハッキリと感じられるようだ。
要するに、もうイキそうだった。
「ちゅうっ♥ だして……くらさいっ……じゅぶっ、精液……♥
私に、くらさいーーーっ……♥」
「イク……!!」
ドビュッッ!! ドビュルルルーーーーーッッ!!
「ふぁぁっ♥ ……んぶっ、んくっ……」
美雨に誘われるまま、発射してしまった……。
精液は美雨のかわいい顔、そしてキラキラとした髪に、飛び散っていく……。
「はぁ、はぁ……っ」
綺麗なものを汚してしまう背徳感……それがこんなにも快感だったとは……。
新たな性癖を見つけてしまったかもしれない……。
「はぁ……♥ 零さんの、お汁……♥ 髪にいっぱいですぅ……♥」
「ごめんな、髪汚しちゃって……精液って、結構落ちにくいのに……」
「そんなの、構いません……零さんが、気持ちよくなってくれれば……
髪なんて……」
「美雨……」
健気な言葉にじーんとなる。
身体もじーんと熱くなって、下半身がうずうずして、気づけば再び漲っていた。
「んふ……♥ 零さん……おちんちんがまた……」
美雨の瞳が悪戯っぽく輝く。
俺のペニスが蘇ったことを、喜んでるみたいだった。
「……ちゅっ♥ んちゅっ……♥」
まだ精液が残っている鈴口に、ちゅっとキスをして吸い上げてくる美雨。
「う……み、美雨……っ」
積極的な美雨の態度に驚いていると……。
「はぁ……♥
お、おちんちん、こうしてほしいみたいだったので……ダメ、でしたか……?」
美雨は甘えるように、上目遣いで見つめてきた。
「い、いいに決まってる……」
「はふ♥ ありがとうございます……♥
れるれるっ、ちゅっ、くちゅるっ……
ちゅぱっ、んるるーっ……ちゅっ、ちゅううううっ……♥」
俺の許可を得て、美雨は更に懸命に亀頭フェラを始める。
「じゅるるるるっ……んっ、ちゅくるっ……♥
はぁっ、ちゅーーーっ、んちゅっ、れるるーっ♥」
一回だけでは物足りないと言うように、
れろれろと動き回り絡み付いてくる美雨の舌。
俺のペニスをもっと硬く大きくしたいとでも言いたげに、
熱のこもったそのフェラは、美雨も興奮していると証明しているようだった。
「うわっ……美雨、激し……!」
「ちゅっ♥
だ、だって……嬉し……ですっ……零さんが、私のお口や……
髪の毛で……また、おちんちん、大きくしてくれたから……ちゅっ♥
嬉しくて……んじゅーーーっ♥
ちゅるるるっ……私の、髪なんかでよかったら、ちゅぱっ♥
幾らでも、使ってくらさいっ……じゅちゅっ♥」
「あぁっ♥ 私の髪ぃ……零さんのお汁で、ぐちゅぐちゅいってますぅ……♥
んちゅっ……髪から、零さんの匂い……しますぅ……♥
ちょっとクラクラする匂いですぅ……」
「精液の匂いついちゃうかな……」
「いいんですぅ……ちゅっ、くちゅっ……
むしろ、零さんの匂いならぁ……ちゅばっ♥ いっぱいつけてほしいれすぅ……♥
はぁ……変ですよね……
電車の中とかで、他の人の匂いが髪についたりするの、すごく嫌なのに……
零さんの匂いだったら、どんな匂いでもいいから、つけてほしいですぅ……♥」
「君って、かわいい顔してすごいこと言うね……」
「ふぇん……すみませぇん……」
「いや、嬉しいけど」
「……♥」
「美雨……俺だって君の髪を精液でぐちゃぐちゃに汚したいとか思ってるんだぜ。
だからおあいこだよな」
「はいっ♥ おあいこですぅ……♥」
嬉しそうに笑う美雨。
笑うとこじゃないような気もしたけど、
美雨の笑顔がかわいいのでもう何でもいい。
「あぁ美雨……君が興奮させるから、もうイキそう……」
「あふ……もうイッちゃうんですかぁ……?」
潤んだ瞳がちょっと寂しげだった。
「何その寂しそうな顔……」
「ふぇ……もう少し、零さんのおちんちん、舐めてたいなって思って……」
「もー、美雨はー……!!」
美雨をぎゅっと抱きしめたかったが、身体が離れているのでそうもいかず……。
俺は美雨の髪を一房掴み、顔に押し当てた。
「あぁ……美雨の匂いがする……」
美雨の髪の毛には汗や、地肌の匂いや、
シャンプーの匂い(俺の精液の匂いも混じっているかもしれないが)
が染み付いていて、それを深く吸い込む。
嗅覚が性欲を夥しく高め、気づけばもう発射寸前になっている。
「ぢゅっ……♥ ちゅぷるっ……んっ! ちゅく!
ちゅーっ……♥ じゅるるっ♥」
美雨ももう会話を打ち切り、俺を射精させることに専念していた。
「んちゅーーーっ……ちゅぷっ、ちゅーーーっ♥」
「あぁっ……!!」
美雨の唇が亀頭を押し潰し、舌で鈴口を抉ってきた瞬間……。
ドクンッ!! ビュルルルルルルーーーーーッッ!!
肉棒が美雨の口から飛び出し、精液を撒き散らす。
一回目よりも多量に、髪や顔に降りかかっていった。
「はぁ、はぁ……」
「あふ……♥
出ました……零さんの、精液……もっと、もっと……私に、下さい……♥」
ビクンビクンと跳ね上がりながら精液を吐き出すペニスを、
美雨はうっとりと見つめていた。
「それにしても、ひどい有様だな……」
美雨の髪は二回も出した精液のせいでもうドロドロだった。
「あ、お風呂で洗ってきますから、大丈夫ですよ……」
美雨は控えめに微笑む。
「……お風呂で……ね」
「?」
「あ、自分で洗いますからぁ……」
「いいからいいから……」
俺は『俺のせいで汚れてしまったのだから髪を洗わせて欲しい』と美雨を説得し、
一緒に風呂に入ることに成功していた。
「♪」
美雨の髪を洗う。
髪についた精液は固まってしまって中々落ちなかったが、
丁寧にシャンプーした後、シャワーで全て綺麗に洗い流した。
「……」
それにしても……。
美雨って結構スタイルいいな……。
そんなに背は高くないけれど、
手足もすらりとしてバランスのいいプロポーションをしている。
無駄な肉のないスレンダーな肢体は、優雅な猫を思わせた。
「……ついでに身体も洗おうか」
美雨の裸を見ていたら、またムラムラと邪な心が目を覚ましたようだった。
「ふぇっ……い、いいですよぉ……」
「でも、身体にも精液ついちゃったかもしれないし……」
俺は両手を石鹸で泡立て、背後から美雨の身体をまさぐり始めた。
「ふぇぇっ……手、手が……っ、零さんの手がぁっ」
「手がどうかした?」
「うわ……」
ボタンを外して前を開くと、翼の美しい乳房が目の前にあった。
「す、すげぇ……きれいだ……」
圧倒的な美に打ちのめされる。
引き締まった翼の華奢な身体……。
一見ユニセックスな裸体だが、
二つの乳房が翼が女性であることを顕著に示している。
抜けるような白い肌、さほど大きくはないけれど、
形の整ったほぼ左右対称な二つの膨らみ……。
そんな究極の美乳とも言える物体が、俺の眼前に、惜しげもなく晒されている。
「こんなにきれいな胸は見たことがない……」
そもそも実物の胸を見るのは初めてだが……。
今まで見たどんな二次元媒体の胸よりも……世界で一番きれいだと思った。
「き、きれい……? 本当か……?」
翼は疑わしげに目を細める。
「本当だよ」
「……私の胸は、小さいだろう……」
自信なさげに呟く翼。
翼のような女の子でも、胸の大きさを気にするのかと少し意外だった。
「そんなの気にしてるの?」
「それは……気にするさ……これでも女なのだ……
胸が小さいと……余計男っぽいだろう……」
「またそんなこと言う……」
「しかし……」
「男の胸が、こんなに柔らかいか?」
俺は翼の胸を、むにっと鷲掴む。
「ふぁっ……」
俺の手が胸に触れると、翼はぴくんと仰け反る。
俺は構わず、蕩けるような感触の乳房をふにふにと揉んでいった。
「男の胸が、こんなに丸くて、かわいくて、触り心地がいいはずないだろ、
乳首がピンク色のはずないだろ……」
「ぁっ、あぁっ、あっ、んぅっ……」
翼は眉をひそめて、俺の手の動きに耐えている。
その様子からは、感じているのか、
それとも嫌悪しているのか判別がつかなかった。
「翼の胸……俺は好きだよ」
少しでも翼の不安を取り除きたくて、俺は耳元で囁く。
翼の身体はコチコチに固まっていて、
リラックスしているとは言いがたい状態だったからだ。
「我慢しないで、俺にちゃんと聞かせてくれよ……」
俺は乳首を挟んでいた指を、またぐりぐりっと動かす。
「んんっ……♥ んぁぁっ……♥ あふっ……♥
こ、声が……声が出てしまうっ、いやらしい声がっ……あぁっ……♥
き、気持ちよすぎて……♥ んくっ♥ がまんが、でき、ないっ……はぁぁっ♥」
翼の口から、次々に湿ったよがり声が漏れる。
俺はその声をもっと引き出そうと、チンポを動かすのも忘れ、
夢中になって翼のおっぱいを弄り倒した。
「あふっ……♥ い、いいのか?
こ、こんな、ふしだらな私で、ほ、本当に、いいのか……?」
「俺達は恋人同士だから、ふしだらでもいいんだろ?」
「た、多少、と言ったのだ……あぁっ♥」
「ふしだらとか、はしたないとか、くだらないね……本当の翼が見たいんだ」
「ほ、本当の……? ふぁぁっ……♥」
自分の台詞に悪酔いしそうだが、俺の真意は翼に伝わったらしい。
「い、いいのか? では、……んぁぁっ♥
淫らな声を出しても、いいのだな……?」
「もっと大きな声でもいいよ」
「バ、バカ……そなたは……んくっ♥
頭がいいのか、馬鹿なのか……分からぬっ……あぁっ♥」
翼はもう我慢せずに声を出している。
素直に身悶えし、感じて、甘い声で啼いていた。
「翼、かわいい……超かわいい……!」
今度は俺が我慢できなくなってしまう。
射精感がこみ上げてきて、気づけば無心になってチンポを谷間に擦り付けていた。
「はぁぁっ♥ は、はげしいなっ……そ、そなたの……お、おちんちん……は」
「え? もう一回言って」
空耳かと思って聞き返す。
「も、もうっ……そなたはっ……」
翼は真っ赤になってぷいっと横を向いてしまったので、
多分空耳じゃなかったんだろう。
「あー……もうダメだ……!」
翼がかわいすぎて、もう無理だった。
「イク……のか!?」
「イク……もうイク……!!」
「イッていいぞ……♥ 私の胸で……思う存分、イクがよい……♥」
どびゅっっ!!! びゅくびゅくびゅく~~~っっ!!!
「あぁっ!!」
おっぱいに挟まったチンポから、精液が放物線を描いて飛び出し、
翼の胸や顔へ降りかかっていく。
「あぁ……出ている……精液が……熱いものが、かかっている……♥」
翼は精液が目に入らないように瞼を閉じ、自分の体を汚すに任せていた。
「はぁ、はぁ、ごめん……顔にかけて……」
「構わぬ……」
翼の美貌を汚すことには罪悪感があったのだが、
本人は特に気にしていないようだった。
「不思議だな……精液など、好きでもなんでもない……
そなたと付き合うまでは、嫌悪感すら抱いていたというのに……
そなたのものだと思うと……別に嫌ではない……
それどころか、この私がそなたを射精させたのだという、
変な満足感のようなものすら感じている……
だから、別に身体のどこにかけようと構わない……
そなたのものだったら、私は平気だ……」
「翼……」
優しい言葉をかけられて、俺は胸の高鳴りを抑えることが出来ない。
俺の感動を表すように、陰茎も再び漲っていた。
「あっ……おちんちんが……」
翼は胸の間の肉棒が勃起したのを見て、赤面する。
「何? もう一回言って」
「も、もうっ、馬鹿だな!」
照れる翼に、頭をぽこんと殴られた。
「はは……翼ってシャイなんだな……」
「もうよいっ……」
顔を真っ赤にしつつも、翼は勃起肉から目を離そうとしなかった。
「あ、あの……零、その……な」
「ん?」
「……その、今のを、もう一回やってみるか……?」
「え? いいの……」
「私は、構わぬが……何となくコツが掴めた気がする……
もう一度やったら、今度はもっと上手く出来そうだ……」
「パイズリ……というのか。 パイというのは、おっぱいのパイだろう?
随分直截的な言い方だな」
「昔は『紅葉合わせ』と呼ばれていたらしいぜ」
「ほう、紅葉合わせか……多少きれいな言い方だな」
「キュウリやナスなんかを塩揉みする時、まな板の上に塩をまき、
押し付けるように転がすことを『板擦り』って言うんだけど……
押し付けるのが板ではなく、おっぱいであることからこう呼ばれていたって話だ」
「なるほど……そなたよく知っているな」
こういう無駄な知識はやたらと持っている俺だった。
「昔の人も、こんな風に同じ行為に耽っていたのかと考えると、
中々感慨深いな……」
妙な感心をしながらも、おっぱいでペニスを扱くことは忘れない翼。
美乳でペニスを上から下まで撫で回され、もう薀蓄を思い出している余裕もない。
俺は翼のふんわりとした乳房や、
少し硬い胸骨に亀頭や竿を擦り付けることだけに集中していった。
「ふうっ……♥ 本当にすごいな、そなたのおちんちんは……」
翼は自らも快感に頬を染め、俺の肉幹をうっとりと眺めていた。
「大きくて、硬くて……っ♥ 私の胸を、抉ってしまいそうなほど、力強い……♥
あぁっ……♥ わ、私は、これが……っ、パイズリが、嫌いではないぞ……♥
小さい胸だが……あぁっ♥
そなたに求められていると思うと……気分がいい……♥
どうだ? わ、わたしの胸は……おっぱいは……?
こうして、挟んで……ずりずりすると、気持ちがいいのか……? んんぅっ……♥
両脇から……ふぁっ♥ こうして、揉んでみると、どうなのだ……?
おちんちんを、おっぱいで揉むと、気持ちがいいのか……?」
「いいっ……! すげーいいっ……!」
突然語彙が貧困になってしまったらしく、
『いい』とか『すげー』とか、そんな言葉しか出てこない。
「フフ……かわいいぞ……んくっ♥ そなたは本当に愛い奴だ……♥」
翼は悦楽に翻弄される俺を見て、満ち足りた笑みを浮かべていた。
「いけ……イクのだ……私の胸に、精液をぶちまけてしまえ……
そなたの欲望を、一気に吐きだしてしまえばよい……
そなたがイクまで、こうしている……おっぱいで、擦って欲しいのだろう?」
「擦ってくれ! もっと、強く……!」
「あぁ、強く擦ってやる……!
そなたがイク為に……そなたの為だったら、何でもしてやるぞ……!」
翼はむぎゅっと乳房を中央に寄せ、ペニスを潰そうとする。
胸の形が歪に変形するのも構わず、そのまま上下にぶるぶると揺さぶられると、
乳首までもが竿に擦れて、言葉にならない気持ちよさだった。
「あぁ……翼……すごい! 気持ちいい……!」
「私もだ、私も気持ちいいのだ……!」
「イク……もうイクよ翼!!」
「イケ……!! 私が、見ていてやるから……!! 胸に、全てかけろ……!!」
どくんんっっ!!! びゅるるるるーーーーっ!!!
熱い精液が、尿道口を凄まじい勢いで通り抜ける。
俺は遠慮なく全てを放出した。
「うくっ……!!」
俺の体内から弾け出たそれは、翼に向かって勢いよく放たれていた。
「あ、あぁ……っ、熱い……精液とは、こんなにも熱いものか……はぁっ……♥
私に、かけたのだな……はぁ……そなたの精液を……全部……」
「あぁ……全部ぶっかけたぞ……」
「嬉しい……零……」
俺は翼に優しく微笑みかけ、
ぶっかけてしまった精液をティッシュで拭っていった。
精液をふき取った後、翼を見つめる。
「……」
う、美しい……きれいだ。
大輪のメルヘン・ケニギンみたいに、匂いたつようなその姿……。
「(ドキドキ……)」
二回も射精したというのに、ペニスは縮む気配すらない。
やりたい……翼と、ものすごくやりたい……。
「いいぞ、参れ……」
翼は俺の心を読んだのか、そんなことを言う。
「参れ……って、決闘じゃないんだから……」
「そ、そうか……では何と言えばよい」
「えっと……」
何も思いつかなかった。
「言葉は要らないんじゃない……」
「そ、そうか……そうだな……」
俺は身を屈めて翼にキスする。
「んっ……ちゅうっ……んちゅ……ちゅ♥」
翼も唇を開いて、俺を受け入れてくれた。
「はあっ、れるっ……」
「ちゅばっ……んっ……ちゅくっ……」
舌と舌が絡み合い、唾液を舐めあう。
これ以上開けられないほど口を大きく開き、顔を傾けてディープなキスを交わし、
同時に翼の身体のあちこちを撫で回す。
顔、肩、腕、脇腹、お尻……翼の身体はどこもかしこもすべすべだった。
「んっ♥ んっ♥ 零君……気持ちいい?」
「いいですよ……」
「うぅっ……何でこうなるのよぉ……」
……最初に、俺のペニスにおっぱいを押し付けてきたのは杏夏さんだった……。
次に世枝瑠が、張りあうようにそのぺったんこの上半身をくっつけてきた。
「嫌なら世枝瑠ちゃんはやめていいわよ」
「だ、誰も嫌だとは言ってないでしょう!」
「私一人でも、充分零君を気持ちよく出来るんだけど……
むしろ世枝瑠ちゃんは足手まとい……」
「だっ、誰が足手まといの貧乳ツルペタよっ!」
「そこまで言ってないのに……」
石鹸の泡に塗れ、にゅるにゅると滑る計4つのおっぱいで……。
いつしか二人は競うように……陰茎を扱き始めていたのだった。
「やれやれ……仲がいいのは結構ですけど、しっかりやってくださいよ……」
「あっ、ごめんなさい零君……♥」
杏夏さんは俺に命令されるのが嬉しそうに、素直に従う。
杏夏さんは年上だけど、いそいそとパイズリする様子は、
従順な新妻って感じで愛らしい。
「えらそうに何よ……」
逆に世枝瑠は、居丈高な俺が気に入らないらしく、唇を尖らせていた。
「世枝瑠……お前ただでさえ無乳なんだから、もっと頑張れよ」
「(かっちーん!)あ、兄のバカァッ!!」
涙目になって怒る世枝瑠。
世枝瑠は自分が貧乳であることを気にしているので、
優しかった俺は極力その話題に触れないようにしていた。
だけど今は……わざと世枝瑠の弱点をつつき、意地悪をする。
「お前のおっぱい、本当にまっ平らだな。 膨らみって物を全く感じないよ……」
「な、何よ何よっ……兄のおちんちんが、鈍感ちんぽなんでしょっ!」
「杏夏さんのおっぱいはちゃんと感じてるよ。
ふにゅふにゅしてすげー気持ちいい」
「うぐぐっ……バカバカァッ……!」
半べそかいてる世枝瑠が可愛い。
「何よぉっ……兄なんてっ、兄のソーローチンポなんてっ……!
私のおっぱいでメチャクチャ感じさせてやるんだからァッ……!」
ムキになって、俺に挑みかかってくる世枝瑠。
怒っているくせに、俺を感じさせようとして一生懸命になっている。
小さな身体を弾ませ俺にぶつけるようにして、
上半身全体をチンポに擦りつけてくる。
「んっ♥ ちゅるっ、ちゅくっ……♥ れるれるっ、んちゅっ♥ じゅぷっ♥」
「ぴちゃ、くちぃっ……♥ んっ、ちゅうっ♥ ちゅるっ、ちゅくちゅくっ♥」
「……う、な、何で私がこんなことを……」
「ほら、しっかりやれよ翼」
俺は文句の多い翼の頭を掴んで、亀頭を咥えさせる。
「んっ、ちゅっ……んむっ、ちゅるるっ、ちゅくっ!」
翼は少し恨めしそうに俺を睨みながらも、
言われた通りに亀頭を咥え、舐め始めた。
「ちゅうっ……れりゅれりゅ♥ んっ、んっ、ちゅくるっ♥
ちゅぷっ、ぴちゃっ♥」
「はぁ♥ じゅちゅっ♥ ちゅううっ♥ れろれろぉっ♥ ちゅーっ……♥」
「れちゅっ♥ ちゅぱっ……くちゅくちゅ、んっ……ちゅぅぅぅっ♥ れるぅっ♥」
「あぁ……はぁっ……」
3枚の舌でペニスを愛撫され、息が弾んでくる。
……俺はズボンからペニスを取り出した後、三人を跪かせ、フェラチオを命じた。
紫子と美雨はペニスを目前にすると、
吸い寄せられるようにフェラチオを始めたが、
翼だけは少し抵抗があるようだったので、半ば強制的に咥えさせたのだった。
「みんな上手いぞ……」
俺は両脇にいる美雨と紫子の頭を撫でる。
「ちゅっ♥ う、うまい、れすかぁ……?
くちゅるっ……う、うれし……れすっ♥ ぴちゅっ♥」
「あふ……♥ き、きもち、いいの? れい……私の、舌……」
嬉しそうに俺を見上げてくる美雨と紫子。
従順な二人は、子犬みたいな目で俺を見つめ、
そのつるつるとした気持ちのいい舌を精一杯動かし、俺に快感を与えようとする。
「きもちよく、なってくらさい♥ 美雨の舌でぇ……♥
ちゅっ、ちゅううっ♥ ちゅぴっ♥」
「あぁっ♥ 私の舌で感じてぇ……♥ くちゅっ、んちゅうっ……♥
れるれるっ♥」
こんなに素直で可愛らしい二人に、フェラチオ奉仕させているなんて……。
我ながら、自分で自分を褒めたい気分だ。
「紫子は舌使いがすごいな……そういえば、前もフェラしてくれたっけ……」
「!!」
紫子はびくーん! と身体を強ばらせる。
「な、な、な、な、な、何の話……?」
「ほら、落馬した時、フェラしてくれたろ?」
「!!」
俺は、紫子、美雨、世枝瑠、翼、杏夏さんの五人を、
ずらりと並べ、ソファーの上で性器を突き出させる。
「あぁ……すげー……」
見事な5つのお尻を見て、ゴクッと生唾を飲み込む。
誰のマンコが一番具合がいいのか……
それを確かめるという口実の下、俺は五人をいちどきに享受しようとしていた。
「早く挿れて……零……私に♥」
「私よ、零君……♥ お姉さんに挿れてぇ♥」
「兄が選ぶのは私よね? ね?」
「私に挿れてくれ……♥ そなたのおちんちんが欲しい……♥」
「ふぇぇ……私は、最後でいいので、挿れていただければぁ……♥」
「誰にしようかな……」
俺はもったいぶって腕組みをする。
ペニスはズボンの中でとっくに力強く漲っていたが、
……俺は平然と構えて、彼女達を十分焦らしてから事を始めるつもりだった。
「ねえ零君……
今思ったんだけど、この中に私が混ざるのっておかしくないかしら?」
杏夏さんが、ふと疑問を口にする。
「私、プリンセス候補でもなければ、学園生でもないのよ……
もしも、私が一番だった場合、プリンセスはどうなるの?」
「そうですね……その時は杏夏さんがプリンセスになればいいんじゃないですか?」
「ええっ!? 杏夏がっ!?」
「零……それはちょっと……!」
「……自分が選ばれたいなら、頑張って俺を感じさせることだな……」
一言言いたげな世枝瑠と紫子を牽制する。
「う……」
「な、何よ何よ! 感じさせてやるわよ! 見てなさいよ……」
世枝瑠はまだぶつぶつ言っていたが、俺は気にせず、杏夏さんの腰を掴んだ。
「じゃあ……杏夏さんから確かめさせてもらおうかな……」
「あん……♥ いいわよ、零君……存分に確かめて……♥」
杏夏さんは自分からお尻を突き出すようにしてくる。
俺はまずオマンコに指を挿れて、感触を確かめてみた。
「ふぅんっ……♥」
俺の指を感じて、杏夏さんはぶるぶるっと身震いする。
陰裂は既に多少潤んではいたが、もう少し前戯を加えた方が、
お互いに気持ちがいいだろうと思った。
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原画:八宝備仁
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